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養老孟司、佐治晴夫 対談「わかることはかわること」 [読書]

システムデザインの使いやすさなどを取り扱うBlog、DESIGN IT! w/LOVEで興味をもった本書。二人の不良老人からたっぷりと、ためになるお言葉をいただくことができた。

大ベストセラー「バカの壁」でさまざまな波紋を投げかけた解剖学者と、137億年の宇宙から「人間とは」「いのちとは」を説く理論物理学者が憂い、また期待を込めて語る。言葉、音楽、日本語、感性、対極・陰陽、数学、情緒、美、日本、教育、環境、人間、男と女…。

表題でもある「わかることはかわること」というのは、本当に学んだということ(わかること)は、自身の行動や世界観の変換につながるものであるべきであるという養老先生の言葉からとられている。現代の教育の風潮が、このような真の学びを軽視する・・・「考えることをさせない」ものになっているという話の中での発言である。

対談形式で数時間で読めるような本であるが、二人の知の巨匠からは学べることも多い。私はいくつか本書を読んで「かわる」ことがあったような気がしている(ワルオ)。

「わかる」ことは「かわる」こと

「わかる」ことは「かわる」こと

  • 作者: 養老 孟司
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2004/12/11
  • メディア: 単行本

 


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